廃棄物空気輸送システム視察

令和5年8月、廃棄物空気輸送システムの視察へ。

幕張ベイタウンには電柱もなく、ゴミ収集車がゴミを収集することもない。夢と魔法の未来都市のよう。

しかし、この空気輸送システム一度穴があくと修理に大変な労力がかかります。最近も2年ほど修理に費やしました。コストも年間約2億円。収集車ならば4000万円で済みます。もちろん、県の方から補助金が出るので、千葉市としては負担はないのですが、、

12都市で取り入れられたこの夢のシステムが7都市で廃止されました。ゴミ袋も10リットルのものならば、配管を通りますが、20リットルの袋にパンパンに入れると詰まります。

実際に打瀬で使っている方々のお話を聞くと、「ゴミをカラスに荒らされる心配がない」「プライバシーが守られる」「ゴミ収集車もないし、臭いの問題も生じない」として肯定的な意見もあれば、「マンションのゴミ収集所で十分、無駄遣い」「10リットルの袋しか使えなくて不便」など否定的な意見も伺いました。

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すとう博文

千葉市議会議員(美浜区選出)。 すとう博文法律事務所(千葉県弁護士会)の代表弁護士。 渋谷幕張中高出身。松下政経塾第39期生。