4回目の一般質問&山口視察
令和6年3月13日。4度目の一般質問!命を守る、高齢者と現役世代の共存、被害者支援、職員の充実。
①救急医療体制について
コロナ禍に入り、夜間応急診療は時間短縮され、元に戻る気配はありません。夜中でも休日でも、医師に診てもらいたいのです。「軽症」か「重症」か分からないから。そして症状を和らげる薬が欲しいのです。今ある医療で対応出来ない部分は、往診やオンライン診療の活用を。
②終活支援(エンディングサポート)
相続争い、成年後見にまつわる揉め事、お墓や葬式など、人生のしめくくりについて考えるキッカケを行政がお手伝いを。イオンライフ、ヤックスケアサービス、博全社、ソニー生命など民間企業との協力体制をより強固に!そして広報に注力を!
③美浜区の入所待ち児童
待機児童ゼロ4年連続とはいうものの入りたい保育園には入れない方がたくさん。ベイパークへの転入者増加、保育士不足による保育園の定員に満たない受け入れ。住みたい自治体にすべく、保育人材育成は喫緊の課題。また、保育コンシェルジュは他区の情報もしっかり共有を。
④犯罪被害者等支援条例
千葉市についに令和6年第1回定例会にて犯罪被害者等支援条例が上程。見舞金は被害時点で千葉市民ならば支給だが、転居費用は申込時点で千葉市民の必要性がある含みの回答。被害現場が被害者宅のことも多いので、転居後の支出も認めるように要望。
⑤職員の自己啓発等休業
千葉市職員が司法試験に受かり、司法修習に行く場合、休業は許されない。市川市のように休業条例を改正するか、東京都のように退職金条例を改正するべき。優秀な職員が千葉市に戻って活躍してくれますように。
【山口視察1日目】
令和6年3月27日。山口県宇部市にて、UBE(宇部興産)本社にて、多岐にわたる最先端の取組みを見せていただきました。その後はときわミュージアムにて「世界を旅する植物館」にて視察。
UBEでは2200℃でも燃えない物質(宇宙にて大活躍)、携帯電話になくてはならないフィルム(品質悪いとリチウム電池が発火する)、JAにおろしている硫安(肥料シェア100%)などメーカーとしての確かなチカラを感じました。約32キロ(私道最長)にわたる宇部伊佐専用道路も体感しました。
ときわミュージアムでは毎年UBEビエンナーレが開催されており、まさに野外彫刻展として最長記録でちょうど昨日ギネス認定されたとのこと。千葉市も花、自然、芸術がおりなすマチへと成長していきたい。
【山口視察2日目】
令和6年3月28日。山口県宇部市長ヒアリングからスタート。公害を乗り越えた宇部方式とビエンナーレについて聞き取り。午後は美祢社会復帰促進センター見学と秋吉台のトゥクトゥクレンタルの現場へ。
宇部市の篠崎圭二市長(43歳)は、3期の山口県議を経て、令和2年11月から市長に就任。UBEビエンナーレをはじめ、産業人材の確保、成長産業を育てるという観点から40分以上お話をいただきました。
美祢社会復帰促進センターは我が国初のPFI刑務所。鉄格子もなく、刑務官の付き添いもありません。多彩な職業訓練、地域との交流、詳細な施設紹介をいただきました。千葉市も刑務所所在自治体として何が出来るか考えます。
秋吉台に向かう為の交通手段としてトゥクトゥクのレンタルが行われています。観光客の目を引くという長所はありますが、安全性、風雨時の問題、法規制など乗り越えなければならない障壁は沢山あります。
【山口視察3日目】
令和6年3月29日。山口県萩市役所からスタート。萩まちじゅう博物館についてヒアリング。萩の「おたから」を活かした協働によるまちづくり・観光地づくりについて学びを深めました。
萩まちじゅう博物館構想では、明倫館、松陰神社などの世界遺産だけでなく、街全体を博物館とする構想。景観条例に従い、ユニクロやセブンイレブンもシックな装い。また、ワンコイントラストの取組みは文化財に指定されていないものや民間所有の「おたから」のために信託を募っていました。
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