優しいまち明石
松下政経塾第39期生の須藤博文です。
松下政経塾「自治体経営研究会」は、岩手県紫波町を後にして、兵庫県明石市を訪問しました。少子高齢社会が叫ばれる日本で、明石市は、子育て政策が功を奏し、人口増加、出生数も上昇している数少ない自治体です。
こどもサポート財団の小谷公仁子氏のご厚意で、明石市内のこども食堂である「こどもレストランnono」を見学させていただきました。こどもたちがいきいきと遊び、皆で食卓を囲む様子に心が洗われるとともに、こうした取り組みを他地域でも、より持続可能なものとしていかねばならないと思いました。
また偶然にも、こども食堂を訪れていた、ろうあ者として全国初の市議会議員となった家根谷敦子・明石市議会議員とお会いし、障がいを抱えながらも、市民の代表として議会で活躍している様子や、明石市が明石駅前に設置した手話フォンの話などを紹介していただきました。
きのこ歯科こども歯科の橋井公三郎院長からもヒアリングの機会をいただき、明石への移住を決めた経緯や、こどもの医療費完全無料・2人目以降の保育料無料化など子育て政策が充実しており、子育て世代に優しいまちだということも伺いました。
さらに、泉房穂市長自ら、あかし総合窓口、あかし市民図書館、あかしこども広場などの施設案内をしてくださり、3時間にわたり、明石市を「誰も取りこぼさないやさしいまち」にするための熱い思いや政策について、声を枯らしながら話してくださいました。
明石の皆様に改めて御礼申し上げるとともに、明石市のような先進的な取り組みを全国に広めていくため、日々精進してまいります。
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