農福連携の現場から
すとう博文は、入塾してから再犯防止や更生支援について研究・研修をしています。入塾前、私は刑事弁護人として、障がいを抱えており、犯罪を繰り返してしまう人や犯罪に巻き込まれてつらい思いをする人たちを多く見てきました。
再犯防止政策を考えるにあたって、刑務所における刑務作業を改善する必要があり、出所後の雇用問題、刑務所の入所者は高齢者の方や障がいを抱えた方も多いという様々な課題があります。その解決策の一つとして、私は、農業の持つ「福祉力」に着目しています。
そこで、2019年6月は、株式会社エスプールプラスが運営している「わーくはぴねす農園」という身体・知的・精神障がいを抱えた方々が農業を実践している現場でインターン実習をさせていただいております。農業は、身体・心を健康にし、周囲の人間と協力することや自然の有り難さを学ぶことが出来るということを再認識させられました。
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